Taro YASUNO

作曲家。1979年東京生まれ、埼玉県春日部市で育つ。クレヨンしんちゃんと全く同じ家族構成(サラリーマン、専業主婦、ちょっと年の離れた妹、犬)である。違うところは母親がブラジル出身というところ。

12歳からピアノをはじめる。14歳でロックバンドのドラムを担当。17歳、所属していたメタルバンド「いばらぎ愛好会」が横浜ホットウェーブフェスティバルの本選に出場し横浜スタジアムのステージを経験した。その後メンバーの進路がバラバラになりバンドは事実上解散。1998年作曲を学びに東京音楽大学に進学(作曲専攻)する。大学のゲスト講師に来ていた三輪眞弘先生のレクチャーに感銘を受け、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に進学。大学院修了後はフリーランスの作家として活動する。フリーのときは横浜市の寿町に移住し、ドヤ街を改装したホステルの管理業務を行いながら、生きるためのランニングコストを極限まで下げてなんとか凌ぎ、その間に横浜の文化事業等にもお世話になった。その後さいたま市に居をうつし、やがて結婚し娘が生まれる。同じタイミングでゾンビ音楽を発明。アップデートを重ねつつ活動を行い、実績を積む。(第7回JFC作曲賞(日本作曲家協議会)、第12,17,21回文化庁メディア芸術祭アート部門審査委員会推薦作品、Art Award In the CUBE 2017 審査員賞(高橋源一郎賞)、第10回創造する伝統賞(日本文化藝術財団)などを受賞。2019年はヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館代表作家の一人として作品を発表した。)さいたま市に住んでいた11年ほどは、アーティスト活動に加え、大学非常勤講師(東京藝術大学、日本大学芸術学部、東京造形大学、京都芸術大学)、人材派遣会社のアウトソーシングセンターにおけるリーダー職などで凌ぐ。コロナ禍突入後、松戸市で行われていたPAIRというレジデンス事業にアーティストとして参加、松戸の駅前、パチンコ屋のビルにある元ラブホテルの部屋を利用したレジデンス施設滞在中に愛知芸大の作曲コース教員の公募をみつけて松戸から応募。書類審査と面接を経て2022年4月に准教授として着任し、現在3年目。9ヶ月前に息子が生まれる。

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