主宰 松本修が、1988年に前身のちかまつ芝居を発展的に解散し、1989年に企画ごとにキャスト・スタッフを募る演劇集団MODEを設立。チェーホフ、ベケット、ワイルダー等の海外戯曲を独自のワークショップで再読・再構成して上演する。

また、柳美里、坂手洋二、平田オリザ、宮沢章夫、松田正隆らの同時代の劇作家の書き下ろし作品も演出。松本修は96年~98年、北海道演劇財団常任演出家。97年~2001年、世田谷パブリックシアターのアソシエイト・ディレクターを務める。同劇場では01年に1年間にわたるワークショップを経て『アメリカ』(原作カフカ)を創作。以降、同手法で『城』(新国立劇場)、『変身』、『審判』を舞台化。02年からの「現代日本戯曲再発見シリーズ」では、別役実、唐十郎、竹内銃一郎、山崎哲などの戯曲を新演出、また09年から近松門左衛門の浄瑠璃作品『心中天網島』『女殺油地獄』の新演出も手掛ける。

2013年には座・高円寺で「MODEカフカ・プロジェクト2013」で『失踪者』『審判』『城』を一挙連続上演を決行し、高評を得る。

2016年よりMODEとしての活動を一時休止。2020年12月『魚の祭』(伊丹アイホール)で活動を再開するも、新型コロナウィルスの感染拡大のために再び活動を休止。2022年3月大阪で『お前は誰にも似ていない』で活動再開を図り、2023年からは東京での活動を本格的に再起動させている。

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