代表の古林逸朗は、早稲田の学生劇団で鈴木忠志や別役実の後輩だったが、退団して新たに演劇企画集団66をつくり、1966年9月に別役作の『堕天使』を演出して旗揚げ。以後も別役は古林に作品を提供し続け、演劇企画集団66は、古林演出で別役作品を上演する集団として活動を続けた。常田富士夫や維田修二らが常連の出演者となって、別役の描く不条理な世界にとぼけた味わいを加え独特の雰囲気を醸し出し、渋谷ジァン・ジァンをホームグラウンドとしていたが、1999年10月の『すなあそび』がジァン・ジァンさよなら公演となり、2000年4月に同劇場が閉館して以降、演劇企画集団66も活動を停止した。