Suizokukangekijo

1987 年に座付作者・桃山邑を中心に結成された野外劇の役者徒党。「野戰攻城」と呼ばれる野外公演では、建築資材を援用し、サーカスのような巨大な仮設小屋を劇団員自ら数ヶ月かけて建て、様々な仕掛けを駆使した舞台を上演する。廻り舞台や、クレーンを使って飛行船や飛行機を飛ばす演出、空中ブランコ、綱渡りといった曲芸などで、世代を超えて多くの観客を沸かせており、とりわけ、大量の水を滝のように落とす「水落し」とラストの屋台崩しは唯一無二の迫力がある。国内で最も規模の大きい野外劇を展開する集団として高く評価されている。

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