劇団レクラム舎は1976年、作・小松幹生 演出・赤石武生による「雨のワンマンカー」によって旗揚げ公演を行いました。以降2023年現在まで、断続的に公演を続けております。
私たちは、現代日本の姿、形を演劇的アプローチによって表現してきました。小松幹生、別役実、清水邦夫、ちねんせいしん、安部公房等日本を代表する劇作家の作品と共に、チェーホフ、イヨネスコ、テネシーウイリアムズ、エドワードオルビー、アラバール等の作品。又現在では、星新一、西部邁、松谷みよ子、太宰治、芥川龍之介等の作品を演劇化し、高い評価を得ております。劇団内の作家、喜一朗作品も1994年から上演しており、2008年新作「S町の物語」を上演いたしました。
私たちは、現代社会に生きる人間の心の問題を、演劇という表現を通して具現化し、広く、生活する人たちに向けて、問いかけ続けようと考えています。