Seinan Hospital

1959年に青森県八戸に県内で初めて創設された精神病院。初代院長の千葉元は、生活の場そのものが癒しであり治療であるべきとの信念から、農業などの「作業療法」だけでなく、陶芸や彫刻制作を通した「芸術療法」、石井満隆や宇野萬ら舞踏家と共に行った「舞踏療法」等を実践、精神科リハビリテーションの草分け的な取り組みを行った。その様子は、1975年から青南病院に通った写真家・羽永光利の写真による『砂丘への足跡 Seinan Dr.Chiba and Art Therapy』(1985年、千葉元追悼刊行委員会刊)に詳しい。

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