2012年始動。刈馬カオスの劇作・演出作品を上演することを主目的に、積極的に活動。緊張感あふれる人間関係を描いたサスペンスを展開する。『クラッシュ・ワルツ』が第19回劇作家協会新人戯曲賞・名古屋市民芸術祭2015大賞を受賞。『誰も死なない』が名古屋市民芸術祭2014特別賞を受賞。『異邦人の庭』で第7回せんだい短編戯曲賞大賞を受賞、名古屋市民芸術祭2019特別賞を受賞。
どこにでもある交差点には、欠かすことなく花が供えられている。通りかかる誰もが、それを見て察する。「ああ、ここで人が死んだのだ」1つの不幸な事故をめぐり、交わるはずのなかった人間関係が生まれた。めぐりめぐる、まじりまじわる、ぐるぐるぐるぐると、奇妙なワルツのように……。暴走する大人の事情―――ノンストップ・トラフィック・サスペンス。