2022年に発足。『古典芸能』の素晴らしさをもっと多くの方に知ってほしいという想いから、東京藝術大学を卒業した同年代の長唄演奏家・日本舞踊家5人で集った。公演やワークショップ等を主催、またイベント等へ出演し、長唄・日本舞踊の魅力を拡散することを最大の目的とする。 2023年2月に旗揚げ公演「第1回つくしの會」を渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールにて開催。同公演にて、同人による作詞・作曲・振付を手がけた新作「つくし」を初演。
同人五人で作り上げた新作作品。冬から春へと移ろう季節の中で、地中から芽を出し、真っ直ぐと成長していく「つくし」の様子を表現する。「雪」「風』「太陽』「つくし」の四部構成となっている。凛とした自然の美しさ。つくしにちょっかいをかけるいたずらな娘心。春の訪れを陽気に知らせる、それぞれの妖精たち。最後は鮮やかな春を迎えて、芽を出したつくしが喜びを祝い、賑やかに舞い踊る一曲。