太宰治の代表作「走れメロス」を、バラエティ溢れすぎる俳優たちはどう料理するのか?人生経験からなる圧倒的な声で、心揺さぶる語り部たち!電動車いすで、観客の周りを走り回るメロスたち!見る者の固定概念が崩れる時、手話が歌い、唄が踊り始める・・・客席を巻き込む前人未踏の体感型エンターテイメント!!
特別養護老人ホームで働くフィリピン出身の介護士が、舞台上で日々の仕事を再現し、自分自身のことや母国にいる家族について語る——取材を重ね、現実の出来事をもとに制作する演出家、村川拓也。福岡の介護福祉施設を対象にリサーチを行い、本作を制作した。「Pamilya(パミリヤ)」はタガログ語で「家族」を意味する。フィリピンからやってきた介護士と、介護を受ける日本人の間で、もうひとつの「家族」の物語が始まる。