こまつ座と座付作者みずからが、愛してやまぬ戯曲『人間合格』。文学史上不滅の小説家太宰治の生涯をいきいきと描いて、はじける笑いとあつい感動が劇場をつつみこむ。
第三舞台20周年記念&10年間封印公演として、2001年ル・テアトル銀座にて上演かつて、語られ、今はもう語られなくなってしまった「無数の言葉たち」そこに込められていた「思い」はどこへゆくのか。それは「幻の痛み」のようにうずいている。伝えられなかった思いを持つ人々の心の痛みが、せつない叫びをあげる。
第三舞台が1996年にサンシャイン劇場で上演した作品を収録。ある劇団は決断を迫られていた。誰もいない稽古場で待ち続ける一人の男。 遅れて現れた女から一冊の台本が差し出され、すべては始まる。芝居と現実と過去、「演技」と「演技の演技」、「演技の演技の演技」・・・。「リレーする人」は、前と後それぞれの時代に橋をかける。