俳優として活動する一色洋平と小沢道成がタッグを組んで贈る演劇企画。脚本に須貝英、音楽にオレノグラフィティを迎えお届けする、一色洋平と小沢道成による2人芝居、第一弾!
パワハラが起きてしまった劇団の稽古場とアルバイト先の往復で疲れ切ってしまった青年を主人公に、どうすればそんな厳しい毎日から抜け出すことができるのかを描いた「ハラスメント・コメディ」
物語をやろうと思ったけど、とっくに僕らは物語の上に生きていました。どれぐらい距離が離れたらクソみたいな人生が最強の物語になるんだよ。小さい頃から大人になっても僕らはずっと
20XX年、TOKYO。世はまさに空前の落語ブーム。かつて都内に二つしかなかった落語協会の数は今や百を超え、一億総落語家時代を迎えようとするその影で、一人の師匠が自身の噺家人生にひっそりと幕を下ろそうとしていた……。もうなにもかも冬の時代にMrs.fictionsが送る、高座の上の人生讃歌。
20代後半を迎える朝美、かのこ、ゆず、美緒は元高校演劇部であったことを共通点に、友人関係にある。ある日、顧問の先生の訃報と残された草稿が発見される。「わたしはことばそれ自体になりたかった」「欲望は見えなくされているだけだ」と書かれたそれは、完成された物語ではなく、レズビアンであるというカミングアウトを含んだ未完成の言葉の集合体だった。4人は残された言葉を聞き、それぞれの欲望について語りはじめようと