江戸音楽の巨匠たち~その人生と名曲
今日の私たちに伝えられてきている「江戸音楽」を、その時代にあって創り、育んだ巨匠たちに焦点を当てたシリーズ。第8回は一世を風靡した美声 宮薗の魅力を探る 宮薗鸞鳳軒 対談 竹内道敬、渡辺保「山崎」浄瑠璃 宮薗千和恵、宮薗千よし恵三味線 宮薗千加寿、宮薗千加寿弘「鳥辺山」立方 花柳基、花柳小三郎浄瑠璃 宮薗千碌、宮薗千碌司、宮薗千碌季三味線 宮薗千佳寿弥、宮薗千碌美
江戸三味線音楽の変遷
幕府が開かれた後の江戸の三味線音楽がどのような変遷を辿ったのか明治9年(1876)から明治21年(1888)まで明治に入って年号が変わっても人々の意識がすぐ切り替わるわけではありません。まだ華やかに色濃く江戸の存在を残していた明治33年(1900)までを2回にわたって取り上げます。お話 竹内道敬常磐津「戎詣恋釣針(釣女)」(1883年) 浄瑠璃 常磐津初勢太夫、常磐津光勢太夫、常磐津千寿太夫、
邦楽 華麗なる技
邦楽の「技」と通じてその楽しさを堪能するシリーズ。庶民の楽器として古くから親しまれてきた篠笛は、簡潔な作りでありながら、主となる演奏に寄り添うために時に曲中でも楽器を取り替えて演奏されます。研ぎ澄まされた感覚を必要とし、奏者の人間性をも映し出す篠笛の魅力に迫ります。中川善雄構成「情念」笛 中川善雄対談 中川善雄、小塩さとみ初代米川敏子作曲「梅道成寺」 歌 宮園千碌 三弦 米川敏子 箏