華麗な音楽・唱え・舞踊の斬新な組み合わせによる歌舞劇「組踊」は、300年ほど前、清の冊封使を迎える饗宴のために、琉球王国の役人・踊奉行(芸能の最高責任者)であった玉城朝薫によって生み出されました。この「組踊」の誕生秘話を、沖縄初の芥川賞作家 大城立裕の「花の碑」を原作とした沖縄言葉による朗読劇に仕立てました。今なお大切に上演されている〈朝薫の五番〉の中から、組踊「執心鐘入」「二童敵射」と合わせてお
邦楽 華麗なる技
邦楽の「技」と通じてその楽しさを堪能するシリーズ。唱え(台詞)・所作・音楽が一体となった楽劇「組踊」は、「聴くもの」といわれるほど音楽が重要です。とくに琉球語による独特の発声法と節回しによる唱えと歌に焦点を当てて、再構成した「語り組踊」をお届けします。出演 歌三線 新垣俊道、仲村逸夫、玉城和樹、平良 大 箏 宮里秀明、池間北斗、笛 入嵩西 諭、胡弓 森田夏子、太鼓 久志大樹 立方 佐辺良和
平成25年度沖縄県伝統芸能公演 組踊が2倍楽しくなる鑑賞教室
プログラム・組踊抜粋舞踊「女特牛節」 踊り手:山城 亜矢乃・組踊抜粋舞踊「高平良万歳」 踊り手:伊佐 幸子、与那嶺 綾子・ダイジェスト:組踊「二童敵討」を楽しむために 解説:知花 小百合・組踊「二童敵討」〈あらすじ〉阿麻和利(あまおへ)は、天下を取るため邪魔者であった護佐丸(ぐさまる)を首里王府へ嘘偽りを告げ、攻め滅ぼします。残された護佐丸の息子・鶴松(ちるまち)と亀千代(かじみゅう)は、父の敵で