2013年、息をのむほどのエキサイティングな新演出でブロードウェイに帰還し、同年のトニー賞でミュージカル部門・最優秀リバイバル作品賞を含む4部門を受賞した傑作ミュージカル『ピピン』。人気作曲家スティーヴン・シュワルツが作詞作曲を手掛けたミュージカル『ピピン』は、鬼才ボブ・フォッシー(ミュージカル『シカゴ』、映画版「キャバレー」)による演出と振付で1972年にブロードウェイで初演。当時もトニー賞5冠
《継承と創造》
金剛流は能楽シテ方五流のうち、宗家が東京以外に居住する唯一の流儀で、その芸風は”舞金剛”と称されている。この舞には「豪快」「華麗」という対照的な演技の両方が含まれているが、本企画では、その”舞金剛”の魅力を能と舞囃子で体現している。能『石橋』は金剛永謹・龍謹の二人獅子、舞囃子は海獣猩々の酔態を模した『乱』、音を立てずに拍子を踏む金剛流の専有曲『雪』。舞台空間は美術家の大舩真言が手掛ける。