華麗な音楽・唱え・舞踊の斬新な組み合わせによる歌舞劇「組踊」は、300年ほど前、清の冊封使を迎える饗宴のために、琉球王国の役人・踊奉行(芸能の最高責任者)であった玉城朝薫によって生み出されました。この「組踊」の誕生秘話を、沖縄初の芥川賞作家 大城立裕の「花の碑」を原作とした沖縄言葉による朗読劇に仕立てました。今なお大切に上演されている〈朝薫の五番〉の中から、組踊「執心鐘入」「二童敵射」と合わせてお
邦楽 華麗なる技
邦楽の「技」と通じてその楽しさを堪能するシリーズ。唱え(台詞)・所作・音楽が一体となった楽劇「組踊」は、「聴くもの」といわれるほど音楽が重要です。とくに琉球語による独特の発声法と節回しによる唱えと歌に焦点を当てて、再構成した「語り組踊」をお届けします。出演 歌三線 新垣俊道、仲村逸夫、玉城和樹、平良 大 箏 宮里秀明、池間北斗、笛 入嵩西 諭、胡弓 森田夏子、太鼓 久志大樹 立方 佐辺良和
新進気鋭の男性舞踊家・組踊役者・音楽家が見せる奏でるアンサンブル。人気の若手琉球芸能家が一堂に会し、沖縄伝統芸能の「いま」に迫ります。第1部 華の男芸~男性舞踊家による琉球舞踊~【幕開け】古典音楽斉唱【若衆踊】若衆(わかしゅ)ぜい/金城真次、玉城匠【女踊】伊野波節(ぬふぁぶし)/東江裕吉【二才踊】高平良万歳(たかでーらまんざい)/玉城盛義【雑踊】むんじゅる/新垣悟【創作舞踊】舟はじ囃し(べーし)/
日本伝統文化振興財団創立25周年記念公演
日本伝統文化振興財団創立25周年を記念し、歴代の日本伝統文化振興財団賞受賞者のなかから19名が参加して開催された。平成30年度(第73回)文化庁芸術祭協賛公演。プレゼンター 野川美穂子(東京藝術大学音楽学部講師)狂言「柿山伏」 シテ(山伏) 山本泰太郎 アド(柿主) 山本則孝琉球舞踊「かせかけ」 (古典女踊「綛カシ掛カケ」) 舞踊 佐辺良和 (地謡)歌・三線 仲村逸夫 箏 池間北