日本伝統文化振興財団創立25周年記念公演
日本伝統文化振興財団創立25周年記念公演
日本伝統文化振興財団創立25周年を記念し、歴代の日本伝統文化振興財団賞受賞者のなかから19名が参加して開催された。平成30年度(第73回)文化庁芸術祭協賛公演。
プレゼンター 野川美穂子(東京藝術大学音楽学部講師)
狂言「柿山伏」
シテ(山伏) 山本泰太郎
アド(柿主) 山本則孝
琉球舞踊「かせかけ」 (古典女踊「綛カシ掛カケ」)
舞踊 佐辺良和
(地謡)歌・三線 仲村逸夫
箏 池間北斗
笛 入嵩西 諭
新内「日高川 飛とび込こみの場ば」(浅田一鳥・並木宗輔 共作)
浄瑠璃 新内多賀太夫
三味線 新内仲三郎(人間国宝)
上調子 鶴賀喜代寿郎
清元「鳥とり刺さし」 (詞 三升屋二三治/曲 初世清元斎兵衛)
浄瑠璃 清元美寿太夫 清元清美太夫
三味線 清元美治郎 清元栄吉
女流義太夫「本朝廿四孝 十種香の段」(近松半二・三好松洛・竹本三郎兵衛ほか共作)
浄瑠璃 竹本駒之助(人間国宝)
三味線 鶴澤津賀寿
地歌「根曳の松」(詞 松本一翁 /曲 三つ橋勾当/箏手付 中能島欣一)
歌・三弦 藤本昭子
歌・箏 山登松和
尺八 善養寺惠介
大和楽「おせん」(詞 邦枝完二 / 曲 宮川寿朗)
唄 大和左京 大和久悠 大和久萌
三味線 大和櫻笙 大和久喜子 大和久貴
蔭囃子 藤舎呂英社中
箏曲「楓の花」(詞 尾崎宍夫 / 曲 松阪春栄)
歌・箏(替手) 米川敏子
歌・箏(本手) 遠藤千晶
長唄「勧進帳」(詞 三世並木五瓶 /曲 四世杵屋六三郎)
唄 杵屋直吉 松永忠次郎 杵屋巳之助 杵屋正則
三味線 今藤長龍郎 今藤政十郎 松永忠三郎
(上調子) 松永忠一郎
笛 福原 寛
小鼓 藤舎呂英 堅田昌宏 藤舎呂近
大鼓 望月太津之
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
事前予約フォームより予約の上、ご来館ください。
オンデマンド配信。事前に会員登録が必要です。(レンタル500円~)
公益財団法人日本伝統文化振興財団は、ビクターエンタテインメント株式会社を基金元として1993年に設立され、発足以来、日本の伝統文化の記録・保存を主業務として、その振興と発展に向けた公益事業に取り組んでまいりました。
事業内容は次のとおり。
・無形文化に関する調査並びに資料の収集・記録・保存及び展示
・伝統文化に関する後継者育成
・伝統文化に関する公演会等の開催
・伝統文化に関する団体等に対する顕彰及び助成
・伝統文化に関する国際交流
・無形文化に関する出版物並びにディスク及びビデオ等の発行
東日本大震災で被災された方々への支援を目的とするチャリティ公演。歴代日本伝統文化財団賞受賞者、全員の出演による。一、 「三番三」 山本泰太郎(第15回受賞者) 山本東次郎、山本凛太郎 他二、 大和楽「お祭り」 大和櫻笙(第14回受賞者) 大和楽社中 他三、 三弦・箏・尺八三重奏「さらし幻想曲」 山登松和(第5回受賞者) 遠藤千晶(第13回受賞者) 善養寺惠介(第6回受賞
第1回東京[無形文化]祭
大地を踏みしめる「舞」を、日本の伝統芸能の三つのジャンルから取り上げます。能が成立する以前の様式を留め、極めて神聖かつ重要な曲として知られる「三番三」。もともと唐楽にルーツを持ち猿楽や田楽から能楽へと受け継がれ、豪壮な舞で知られる「石橋」。そして雅楽からは、舞楽「胡飲酒序、破」及び「太食調音取、長慶子」を紹介します。力強い民衆の舞から宮廷の優雅な舞までを披露いたします。「三番三」 山本東次郎家(能
第1回東京[無形文化]祭
魂を鼓舞する「囃子」を、日本の伝統芸能の様々なジャンルから取り上げます。東京の祭りにふさわしい江戸里神楽、若山胤雄社中による「祭囃子」。齢80歳を超える民謡囃子の名人美鵬駒三朗社中による「民謡囃子」。邦楽ジャンルを超えた活動を続ける、葛野流大鼓方亀井広忠を中心とした「能楽囃子」。歌舞伎音楽の枠を拡大し続ける俊英、藤舎呂英率いる[Roei-√xTo]による「邦楽囃子」。演じ手を支え歌や所作から持ち味
第1回東京[無形文化]祭
人の心を揺るがす「語り」の伝統は民衆の中に受け継がれています。仏教の流布にルーツを持ち浄瑠璃的な要素が加味された「説経節」、明治初期に大阪で流行り歌謡曲にも大きな影響を与えた「浪花節」、そして人形を使わない「語り」だけで義太夫の真髄に迫り、大正昭和にかけて一世を風靡した「女流義太夫節」を披露いたします。説経節「葛の葉(くずのは)」三代目若松若太夫(浄瑠璃)浪花節「紺屋高尾(こうやたかお)」国本武春