40歳を超えて定職につかない独身の男「正」がアパートの一室に独立国を作る。そのアパートの家賃は年老いた母親の年金生活で賄われている。「ガイド」と呼ばれる男に導かれ、日本からの亡命を試みる兄妹と「正」の母親が、その独立国を訪ねる。アパートの隣の部屋には、騒音に近い音楽を聴きながら洗濯物を干す女が住む。彼らは自らの領土を主張しながら、奇妙な同居生活を始める。日本人独特の親子のつながりや登場人物たちの孤
ガラパゴス地の底と天の底が抜け、セカイが1 本の管となり、「はじまりも」も「おわり」もなくなってしまった彼岸の島キノウとアシタ、カナタとコナタ、アナタとワタシ、ウソとマコト、空想と現実が混ざりあうあいまいな混沌郷、平成22年のニホンに不時着した「アシタから来たユーレイ」のモノカタリ