喜劇昭和の世界三部作
本作は『二月とキネマ』『キネマと探偵』に続く連作の三作目。満洲映画協会の要人で、往年のスター麗人浪子は映画監督の鞍馬虎馬と共に、「最終映画」のクランクインを待ち続けている。佐藤信は、石原莞爾の「最終戦争論」と、ゲッペルスがナチ党大会で演説したプロパガンダ芸術としての映画の2つから「最終映画」を着想し、大戦下の狂気を、映画という夢の世界を通して分解しようと試みた。
日本の現代演劇ポスターデジタル化プロジェクト2023
150点の現代演劇公演のポスターをアーカイブ。公演のキービジュアルがデジタル展開され難い、1960年代から80年代を中心に、紙で現存するポスターをデジタル化。ポスターのセレクションは、1960年代以降の舞台芸術系のポスターを収集・保存、これまでも研究や数々の展覧会に協力する等、演劇公演のポスターに造詣が深い、ポスターハリス・カンパニー社代表の笹目浩之氏が担当。