演劇

喜劇昭和の世界三部作

アーカイブのみ

キネマと怪人

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喜劇昭和の世界三部作

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キネマと怪人

本作は『二月とキネマ』『キネマと探偵』に続く連作の三作目。満洲映画協会の要人で、往年のスター麗人浪子は映画監督の鞍馬虎馬と共に、「最終映画」のクランクインを待ち続けている。佐藤信は、石原莞爾の「最終戦争論」と、ゲッペルスがナチ党大会で演説したプロパガンダ芸術としての映画の2つから「最終映画」を着想し、大戦下の狂気を、映画という夢の世界を通して分解しようと試みた。

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
映像管理者
一般社団法人劇団黒テント
権利処理状況
アーカイブのみ
映像分数
150分

作品情報

上演情報
1976/5/1(Sat)~1976/5/7(Fri)下北沢ガード下黒色テント(東京都)
1976/5/18(Tue)~1976/5/18(Tue)コザバプテスト教会裏空地(沖縄県)
1976/5/21(Fri)~1976/5/22(Sat)那覇古波蔵駐車場(沖縄県)
1976/9/18(Sat)~1976/9/18(Sat)静岡大学大岩跡地(静岡県)
1976/9/20(Mon)~1976/9/20(Mon)岐阜長良川川原岐阜グランドホテル前(岐阜県)
1976/9/21(Tue)~1976/9/23(Thu)名古屋八事交叉点西ひばりが丘前空地(愛知県)
1976/9/25(Sat)~1976/9/29(Wed)京都下鴨神社(京都府)
1976/9/30(Thu)~1976/9/30(Thu)東大阪市三の瀬公園(大阪府)
1976/10/1(Fri)~1976/10/2(Sat)大阪大学医学部裏空地(大阪府)
1976/10/4(Mon)~1976/10/4(Mon)鴨江観音境内(静岡県)
1976/11/11(Thu)~1976/11/15(Mon)梅ヶ丘世田ヶ谷区有地(東京都)
出演者・
スタッフ
波子
新井 純
浪子
清水 綋治
鞍馬虎馬
斎藤 晴彦
明智小五郎
溝口 舜亮
小林君
福原 一臣
佐藤
根本 和史
山中
成沢 富雄
ジェームス・ディーン
伊川 東吾
皇帝
服部 良次
濤子大尉
小早川 燁子
涙子
桐谷 夏子
漣子
富田 直美
松島さん
菊地 凡平
厳島さん
岩崎 寿一
天橋立さん
小篠 一成(劇団黒テント)
作・演出
佐藤 信
美術
平野 甲賀
照明
石井 尚郎
照明
桑谷 哲男
音楽
菊地 雅章
音楽
福山 敦夫
効果
矢吹 誠
振付
立川 真理
殺陣
国井 正広
演出助手
堀田 正彦
舞台監督
大槻 哲郎
その他
黒色テントによる全国移動興行

上演団体情報

68/71黒色テント

団体詳細・作品一覧を見る

1968年に自由劇場、六月劇場、発見の会の三劇団の連合組織である「演劇センター68」として発足。70年に大型の移動式テント劇場を創設し、全国移動公演の旅を開始。以後20数年間、「黒色テント68/71」の名称で日本全国延べ120都市を巡り、既成の劇空間に限らない、あらゆる可能性のある劇空間を求めて全国的な旅公演を展開。また、練馬区に構えていた作業場での上演や、アジアの演劇グループや演劇人とのネットワークづくりにも取り組んできた。1990年、黒テントによる移動公演を中止し、団体名を「劇団黒テント」と改称。2012年に江戸川橋に作業場を移す。

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