60ヶ月日本縦断公演
息子の家庭内暴力に悩まされた結果、遂には息子を絞殺してしまった両親が、雨のそぼ降る深夜の操車場で息子の迎えを待ち続ける姿を、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』に重ね合わせて描く。
「よど号」をハイジャックして北朝鮮に渡った「日本赤軍」は、自らを「あしたのジョー」に喩えた。その比喩に乗っ取り貨物船に潜り込んで北朝鮮への密航を試みようとする男達の「挫折ごっこ」を描き出す、劇団初のコメディ作品。