高校を卒業後、俳優を目指して上京した佐倉めい。兄の死がきっかけで久しぶりに地元に帰り、そのまま新型コロナウイルスによって足止めをくらう日々。昼夜問わずにゲームにハマっていたら、ポップコーンを食べる謎の老人が住み着いていた−−−。「老い」と「演劇」が融合したとき、何もないと思っていた地元で、誰も見たことがない演劇が生まれる。94歳の看板俳優・岡田忠雄が、混濁する意識、ふらつく身体を駆使して、観客を虚
高齢社会の課題を「演劇」というユニークな切り口でアプローチする“OiBokkeShi”の代表作。88歳の岡谷正雄は、同い年の、認知症を患っている妻・春江を介護していた。ある日、岡谷はケアマネージャーに介護の悩みを相談していたところ、ひょんなことから市民参加演劇のオーディションを受けに行くことになる。看板俳優・岡田忠雄の実体験をもとに舞台化。演技なのか素なのか、作品なのかワークショップなのか。97歳
老いのプレーパーク出張公演inいなべ市
会いたい人に会えない、行きたいところに行けない、限られた空間で暮らす毎日。コロナ禍で始まった自粛生活、それはまるで老いのリハーサルのようだ。当たり前の自由が奪われたとき、私たちの心と身体は一体何を求めるのか。それでも、私たちは会いたい人に会える、行きたいところに行ける、演劇を使って。超高齢社会を生きる全ての人々に捧げる、“生活者による生活者のためのあたらしい演劇”。
かみしばいと演劇と音楽の合わさったパフォーミングアーツ。小さくしまって遠くまで持ち運べ、箱から大きく立ち上がるように広がるポータブルな演劇を目指す。町々へ出かけて、地域の人々を巻き込みながら、子どもにも大人にも楽しんで体感してもらえるよう、うたとおどりを混ぜた立体的なかみしばいを行う。【あらすじ】隣り合った大きな国と小さな国の国境を守る老人兵士と青年兵士。少しずつ二人の心が近づいていく中で、国と国