「友達」という関係性は何を示すのかを問いかけるいいへんじの新作公演。友達だと思える人がいないことがコンプレックスだった吉村は、北区周辺で路上ライブをしている売れないシンガーを追っかけることだけが生きがいだった。ある日、いつものように赤羽駅前で彼の歌を聴いていると、偶然通りすがった真壁という女性に出会う。「また会えるかも」とかろやかに去っていく彼女と、吉村は「友達になりたい」と思う。
みえないこどもたち vol.4
劇作家オノマリコが、気がつかれにくい子供への虐待や貧困・ネグレクトを描いた作品です。メンタル不調に悩む「生きづらい」大人たちが、オスカー・ワイルドの『サロメ』をモチーフに演劇を作ろうとする姿が描かれます。演出には てがみ座・日生劇場ファミリーミュージカルなどでご活躍の扇田拓也さん。音楽は読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞されている後藤浩明さん。「生きづらさ」に苦しむ人を描きながらも「優しさ」を感じさ
いつかは「人と人はわかりあえる」、本企画では、手始めに「あなたとわたしの共通点」をテーマに、いくつかの物語を紡いでみてみようと思う。わたしとあなたのあいだにいくつかの共通点が見出されたとき、わたしとあなたを隔てる壁(境界線)は撹拌され、曖昧になる。「わたし」の言葉が、「わたしたち」の言葉になる。日本の各地で行ったインタビューで共通点を探し、それを元に制作した作品を上演。