劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)が書き下ろし。高度経済成長前夜の、パワーを内包し、どこか不穏でノスタルジックな昭和32年の東京・新宿。混沌とした時代、軽演劇の劇団「三角座」を舞台に喜劇人と彼らを取り巻く人々が織りなす、哀しくて可笑しい群像劇。
時代も場所も架空の王国を舞台にした大人の寓話。癇癪持ちで自分勝手、傍若無人の“首切り王子”と運命的に王子と出会う“愚かな女”を巡るダーク・ファンタジー!