FLOW series vol.2
本公演とは異なる手法を模索する実験的枠組〈FLOW series〉第二弾として、第一弾で上演した『悪態』を、『悪態_2307』へとタイトルを改めてリクリエーションし、金沢と大阪で上演。「Liminal Space」≒「境界的空間」と呼ばれるネットミームを引き続きモチーフに採用しつつ、「劇場への当て書き」をコンセプトに、上演空間に合わせた演出や作品内容へ修正を加え、作品のスケールアップを図った。
FLOW series vol.1
本公演とは異なる手法を模索する実験的枠組〈FLOW series〉第一弾として上演。ネット空間で拡散される「Liminal Space」≒「境界的空間」と呼ばれる画像群をモチーフに、放課後の幼稚園・ハーフタイムのロッカールーム・深夜の選挙管理事務所などを舞台としたオムニバス風作品。俳優の「存在」ではなく「不在」に着目し、人間を使って“人間の居ない風景”を描くことを試みた。
現代大阪のどうしようもなさを笑う、“怪獣の出ない怪獣演劇”第31回公演である「ゴメラの逆襲 大阪万博危機一髪」は、2025年に開催される大阪万博の問題点を徹底的に茶会した風刺コメディ。万博会場に怪獣を運ぼうとして失敗、逃げ出し大阪の街が破壊されるというあらすじから、現在の大阪の様々な問題点、大阪の歴史などを振り返りつつ、怪獣ドラマ(舞台上に怪獣は出ないけど)が大好きな人も楽しめる馬鹿馬鹿しいコメデ