-「若人よ来たれ!君もクリスマスに芝居をやらないか!」クリスマスの1週間前、新聞広告を見た5人の役者たちが、シアター・ムーンライトへと集まってくる。しかし、彼らの前に現れたのは、演劇経験の全く無い90歳のおじいちゃん梅原清吉(西川浩幸)だった。彼は70年前に書いて、上演出来なかった脚本を自ら主演して上演したいと言う。スタッフは清吉の家族たちで、もちろん演劇未経験。しかもヒロイン役は清吉が連れてきた
ガリラヤ領主ヘロデ。彼は妃の娘である王女サロメにただならぬ目線を向けているが、その目線に耐えられなくなったサロメは、自分のお目付け役である若いローマ人の男と関係を持つようになった。その逢瀬の際、預言者ヨカナーンの存在を知った彼女は、彼が閉じ込められている井戸に向かう。預言者との接触は王により禁じられているのだが、サロメは色仕掛けで見張り番であるシリアの青年に禁を破らせて預言者を見てしまう。
