この作品はアイホール中高フェス'97で大賞を受賞した県立伊丹高校演劇部への副賞として、作・演出家の大塚雅史(ランニングシアターダッシュ)により書き下された戯曲です。今回はじめて、作者本人の演出によって上演されます。しかも2本立て、伊丹の現役高校生たちバージョンと、ダッシュ若手陣バージョンの競演です。上演時間60分一本勝負、高校生のフレッシュな感性に、ダッシュのルーキーたちはどう挑むのか⁉青春“演劇
-
-
荷降ろしの手伝いのため駆り出された拓海は、藍染工房と金魚の展示がある町屋で父のトラックを待っていた。そんな拓海をよそにイベント会社の従業員たちは、自治体から依頼された町おこしのため謎解きゲームの企画を考えるが、いまひとつ良いアイデアは浮かばない。話題はあちこちに転じ続け、居合わせた拓海も次第に打ち合わせに巻き込まれてゆく。僅かな沈黙の後、拓海はつぶやいた。「ねえ、金魚ってなんのためにいると思う?」