二極化した格式のある星。気候の安定した「幸せの国」の裏では、異常気象が続く「しわ寄せの国」が存在する。舞台は施設から流れる科学物質に汚染された小さな霧の街。天候操作を止めるためパース・ギルドが立ち上がる。彼の指揮の元に、元工場長や武器商人など五人が集まり戦闘車両を製作する。空を隠し続ける霧は五感を蝕み死期は近づいてくる。これは四季を取り戻す革命の物語。
「ヒラカタ」を舞台に、三つの物語が交差する。実家暮らしの青年は終わりなき日常を歩み、交通事故にあった女の子は真夏の団地を歩む、そして「サカナ」と呼ばれる少女は風の中に歩み出した時、物語は喪失と同時に記録される。
