戯曲中にちりばめられた数々表現が、慣用句として今もロシア語に生き続けているというグリボエードフの名作喜劇『知恵の悲しみ』。モスクワをこき下ろす主人公チャーツキイの長広舌と人々が入り乱れる舞踏会シーンが魅力。固有名が意図的に排され、だれがだれなのかわからない人混みの中で、次第にスケープゴートが特定され噂話が蔓延していく。喜劇的な軽さに満ちたダンスフロアは音楽と光に満ち、愚かしくも見続けてしまう大作。
ミモザウェイズ
日仏女性の人権架け橋ミモザ実行委員会と脚本・演出のトリニダード・ガルシアと共に、4年にわたるインタビューと調査を行い、専門家の監修を受け、書き下ろしされ、日仏スタッフをが協働し舞台化した国際プロジェクト。歴史的・教育的価値を兼ね備えた、日本に住む女性たちがジェンダー平等を求めて歩んできた100年の女子史を初めて描くコメディ・演劇作品です。
