大阪の町工場にある小さな庭を舞台に、祖父の代から続く工場の衰退を描きます。個人同士、家族同士の差異による歪みを再確認し、2012年の日本に生きる私たちはどのような息苦しさを持っているのか、それらは軽減、あるいは増加すると予測されるのか、閉塞感は打破できるのか、ということを再検証しながら家族の物語は展開します。作者の実家のエピソードを下敷きにした「ちょっと親戚には宣伝できない」禁じ手のお芝居です。
生と死をモチーフにした3話のオムニバス形式の作品。 第1話「校庭にて」は、友人の葬儀帰りの3人の会話劇。 第2話「児童公園にて」第3話「病院の近くの公園にて」は、生者と死者の対話劇。 それぞれの身近な人の死の悲しみを受け入れていく過程を描く。 3つの話は円環しテーマが浮かび上がる。
第20回OMS戯曲賞大賞作品の再演。手紙の本文よりも書き手の深い思いが込められた「追伸」のメッセージ。流されがちな、伝えられない思いを演劇の時空間に綴った優しくも切ない三つの物語を描く。
