高校二年生のさくらは、亡き母の故郷、由利本荘市へ転校してきた。ひょんなつながりで同級生あやめから民謡部に誘われ、入部してしまう。厳しい部則の中、日々の部活動が始まった。初めての慰問公演は大雨。さくら、けやき、ぶっちの三人しか時間に間に合わず大失態。その上、祖母が突然倒れ入院。もう部活は続けられないと言うさくらに、仲間がかけた言葉は...。(この物語は、秋田県立由利高校民謡部への取材に基づくフィクシ
城は「まつろわぬ民」と呼ばれた蝦夷に対処する軍事拠点であると同時に大陸の新興国・渤海ぼっかいとの交流の窓口。さまざまな人々が集う。都から派遣された坂田麻呂と娘の多可子、渤海の使者・叙俊と妹の淑明。そして蝦夷の若者・コダマと親友のウタヒコ。立場や文化を超えた心の交流が生まれ、そして許されるはずのない恋も。古代の秋田を舞台にしたロマン溢れる青春群像。現代にも通じる、むかしむかしの新しい物語が幕を開けま
