仏教(浄土真宗)の伝統的な「声明」と、和太鼓の響きを組み合わせて創作した革新的な音楽作品。真宗大谷派名古屋別院350年の歴史の中で本堂内に本格的なステージを設営するコンサートは初めての試みであり、現役僧侶10人が並ぶ本堂(450畳)の荘厳な雰囲気と、太鼓群の重厚な響きが融合し、特別な音絵巻を演出している。
5年に一度、「西尾を日本一の和太鼓が響くまちに」をテーマに愛知県西尾市で開催される「西尾千人太鼓」。2024年に開催された「第3回西尾千人太鼓」は『夢千鳥〜つなぐ未来へ〜』と題して、3歳から80歳代まで1000人の打ち手が未来への希望を乗せた太鼓の音を重ねた。心一つに奏でる太鼓の響きは圧巻の一言。
織田信長が好んだとして有名な幸若舞『敦盛』の一節「人間五十年 下天の内をくらぶれば 夢幻のごとくなり」を用いて、力強くも儚く時代を駆け抜けた信長の生涯を音楽で表現した。大太鼓と小鼓の響きを織り交ぜ、そこに琵琶歌や尺八、津軽三味線の旋律を乗せた新たなアプローチの創作音楽。
大太鼓群の圧倒的な音圧とリズムの組み合わせによる和太鼓音楽と、歌舞伎舞踊の獅子を組み合わせ、日本の様式美を追求した作品。地方の公共ホールながら、本格的な本花道や大迫りといった伝統の舞台機構を用いた大規模な演出も見どころである。
