京都芸術センター舞台芸術賞2007ノミネート作品
とある公園にひとりたたずむ認知症の中年女性が見る風景。そして微かに聴こえてくるオペラの名曲の鼻歌。それは現実の出来事か、それとも彼女の記憶、あるいは想像か。録音された俳優の台詞はすべてスピーカーから聴こえてくる。その音声と俳優のパフォーマンスの大半にはズレ(時差)があり、過去の声と現在の身体が交差する舞台を見つめる観客にとっても不思議な鑑賞体験となる。