真の平和への願望に〈自転〉の着想があり、人間の生命力を尊く、愛おしいと思う心で創作された。男でも女でもない、ニュートラルなものとしての<人間>の群れ。危機にのぞんだとき、不死鳥のように底力を出して生きる人間。前進、安らぎ、喜怒哀楽、危機、痛みを経て、また前進するという場面を通じて人間の群れにひそむ尊い力をみつめ、自転する人間の姿を踊る。1967年11月初演。
自由を求める魂の音楽、黒人霊歌(ゴスペル・ソング)と共に、重圧下の人間の叫び、祈りを描いた作品。1968年初演。差別の只中に身を置いて、"そこから"一歩前進する覚悟を持つアメリカの黒人達への連帯、彼等の音楽に感じた心のふるえから作品が創り出された。まだアフタービートにのることに馴染みのない時代で、音楽に誘われてスタジオにふらっと入ってきた一人の黒人音楽家の腰を実際に触らせてもらい、踊り手達はその歩
