80年代に小さな空間でスタートした木佐貫のソロダンス。(渋谷ジァンジァン他)その後、それなりの規模の劇場空間での作品発表を経て、2004年再び小空間における身体一つとの対話作品として発表されたのがこの「S-20」であった。タイトルはソロ作品20作品目という意味。写真家の十文字美信氏の作品にインスパイアされ、協力を得る。地面に墜落する一羽の蝶の写真を壁一面に映し出し、それをバックに時間と空間のズレを