高嶺のすそ野に豊かにひろがる伝承者たちのたくましい息吹き。沖芸連の「華・響・技」の競演。組踊の代表する作品の一つである「執心鐘入」をテーマに、芸能学会会長である三隅治雄氏の講演会や、日本舞踊やバレエへの広がりを披露する。プログラム◇五周年記念講演 芸能学会会長 三隅治雄◇国指定重要無形文化財 琉球舞踊 保持者 「かぎやで風節」◇「執心鐘入」からのひろがり組踊「執心鐘入」国指定重要無形文化財伝統組踊
芸能は、自分一人で楽しむだけでは発展しません。より多くの人に伝えようとすることで、喜びを分かち合い厳しく切磋琢磨してきました。先人たちが受け継いできた歴史の重みを改めてかみしめるとともに今後の沖縄芸能を担う人々にとって、「沖芸連の日」が励みになるように、公演いたしました。◇古典音楽斉唱かぎやで風節(かぎやでふうぶし)ごえん節(ごえんぶし)揚作田節(あぎちくてんぶし)◇舞踊 「長者の大主」タノムゾ節