演劇
アーカイブのみ

縛られたプロメテウス

縛られたプロメテウス
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縛られたプロメテウス
縛られたプロメテウス
©Aichi Triennale Organizing Committee Photo:Shun Sato ©あいちトリエンナーレ実行委員会 撮影:佐藤駿
縛られたプロメテウス
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演劇
アーカイブのみ

縛られたプロメテウス

  • 上演団体:小泉明郎
  • 主催:あいちトリエンナーレ実行委員会
  • あいちトリエンナーレ2019参加作品

小泉は、あいちトリエンナーレからの委嘱を受け、アイスキュロス作のギリシャ悲劇『縛られたプロメテウス』を出発点に、VR技術を使った初の本格的演劇作品を制作した。未来を予見する能力をもちつつも、ゼウスから火を盗み、人間に与えた罪で永劫の苦しみに苛まれるプロメテウス。矛盾した存在であるプロメテウスは、人間の身体がもつ有限性と、それを乗り越えようとするテクノロジーの緊張関係として捉えることができる。
 VRのヘッドマウントディスプレイを装着した観客は、何もない空間の中を自由に歩き回りながら、自分とは異なる身体的条件に生きる他者の感覚や感情、その絶望と希望を全身で追体験することになる。そこで私たちが経験するのは、人間が身体を超越して存在し続けるユートピアなのか、それとも生命の本質が失われたディストピアなのだろうか?
(あいちトリエンナーレ2019カタログより転載)

視聴方法

早稲田大学演劇博物館
無償

演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。

デジタルアーカイブデータ

利用方法/利用条件について
収録日
2019/10/14(Mon)
権利処理状況
アーカイブのみ

作品情報

上演情報
2019/10/10(Thu)~2019/10/14(Mon)港区立台場区民センター(東京都)
2019/10/10(Thu)~2019/10/14(Mon)愛知県芸術劇場 大リハーサル室(愛知県)
出演者・
スタッフ
出演
武藤 将胤
構成・演出
小泉 明郎
劇作家
小泉 明郎
VR制作
(株)ABAL
撮影ディレクター
森内 康博
照明
杉本 篤
録音
藤口 諒太
撮影助手
中村 碧
演出助手
小山 渉
技術監督
尾﨑 聡
舞台監督
河内 崇
記録映像
山城 大督
キュレーター
相馬 千秋(あいちトリエンナーレ2019)
制作統括
藤井 さゆり(あいちトリエンナーレ2019)
制作
小森 あや(TASKO inc.)

上演団体情報

1976年群馬県生まれ。国家・共同体と個人の関係、人間の身体と感情の関係について、現実と虚構を織り交ぜた実験的映像やパフォーマンスで探求している。これまでテート・モダンのBMWテート・ライブや上海ビエンナーレ、シャルジャビエンナーレ等、多数の国際展等に参加。個展としては「Projects 99: Meiro Koizumi」(ニューヨーク近代美術館、2013)、「捕われた声は静寂の夢を見る」(アーツ前橋、2015)「帝国は今日も歌う」(Vacant、2017)、「Battlelands」(ペレス美術館、マイアミ、アメリカ合衆国、2018)等を開催。VR技術を使った作品では『サクリファイス』(MMCAソウル、韓国、2018)、『縛られたプロメテウス』(あいちトリエンナーレ2019)がある。