『兵士の物語』(The Soldier’s Tale )とは?
ロシアの民話を元にイーゴリ・ストラヴィンスキー が作曲し、シャルル・フェルディナン・ラミューズ が台本に起こし、1918 年 9 月 28 日ローザンヌ劇場で初演された朗読とバレエと音楽により上演される作品で、巡業できるよう小回りのきく少人数で構成されている。あらすじは、休暇中の兵士が、故郷を目指す途中に一休みしてヴァイオリンを弾いていると老人(悪魔)が現れ、兵士をそそのかして「金のなる」本とヴァイオリンを交換させる。富をなし、富を失いながら相手を騙し合い、最後に勝つのは…?「豊かさ」とは何なのか?現代に至るまで変わらない人間たちに問いかける、人間の普遍性をシニカルに描く作品です。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
集い、ふれあい、つくりだすこころを
ここ、かなっくホールから。