[作品ノート]
ビッグバンから生まれた音や光、そして人体も含め、ほぼ全ての物質からは何かしらの振動が発せられ ている。僕たちが発するバイブレーションは世界にどのような影響を及ぼしているのか。人々がどの様な生活を営み、どういった環境で生きてきたのかがそのままバイブレーションとして音源 化される、もしくは可視化されるということなのかもしれない。そんな僕たちのアウラは、クジラを正しい道筋へ導いてあげることはできるのだろうか。イルカに心(波動)を読み取られても、後ろめたくない生き方をしているだろうか。
森山未來
もし私たちが海のクジラになったら、この地上がいかにノイズに溢れているかに気付いて嫌気がさすはずでしょう。 目を閉じて心と体に耳を澄ませば絶え間ない潮流の中のバイブレーションが分かります。 この汚染と絶滅の時代においても夢想家さながら、バイブレーションを加工して純化させたりノイズを 伝達可能な言語に合わせることに私は魅了されています。私たちを無益なものを回収して純粋さを発生 させるものとしてこのノイズの海で泳がせてください。このメッセージをクジラの歌に託しましょう。
ヨン・フィリップ・ファウストロム
未來とは 2016年にドイツで出逢い、ノルウェーでヨンと3人で『SONAR』の制作が始まりました。 異なる時間感覚、距離感、表現背景を持った3人が波紋を揺らすように振動し、何処か遠くの存在に対 して意識を向けようとする中で、何気ない部分から音が生まれ、時間の断片となり場と共鳴していく過 程は、新鮮な体験をもたらしました。 この公演は、累計約 30 日間で行われた3人のコミュニケーションそのものであるように思います。
及川潤耶
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
教育機関向け舞台芸術映像配信サービス「みるステ」
教育目的でのご利用に限り視聴可能です。
無料トライアル期間:2026年4月1日〜2027年3月31日
2027/3/31まで
1913年に創建された倉庫をリノベーションした文化施設。コンセプトは「芸術文化の創造発信」と「賑わいの創出」。コンテンポラリーダンスやアートを柱に、新進アーティストを世界に発信している。フレキシブルな機能を持つホールとギャラリースペースを有し、ダンス等舞台芸術公演や展覧会、屋外広場でのイベント等を通じて横浜の文化と観光のハブ機能を担う。
作品ノート:二人のダンサーが、四本の柱と一枚の板を用い、様々な関係の可能性を試行する。立つ・倒れる・寝るなどの、単純な動きの機能を媒介にして、体が物質と等価に扱われる。繰り返される動作=作業と、木材と体を床に打ちつける音の反復は、目と耳にこだまし蓄積する。ダンサーが非人間化し、体の具体性がリズムとフレーズに奉仕する時、“syzygy”は見るものに抽象的な世界の手触りと、興奮を与える。
[作品ノート]身体の内部感覚からダンスを創る。骨盤、背骨、足首、小指、筋肉、血管、そして細胞の一つ一つにいたるまで。カラダのコエをききながら感覚をとぎすます。カラダのコエがあふれ出る、その瞬間。
[作品ノート]黒い制服姿の女子3人。レモンを巡る、束の間の断想。静かで、奇妙で、どこか懐かしい。そわそわ、じりじり、ゆるりゆるり。意地悪な泣き笑い。そして、爆弾が――。
作品ノート: 日常生活の中、何の脈絡もないように生まれては消えていく感情。ある一人の女生徒の自意識の揺らぎが一人称で綴られた太宰治の短編小説「女生徒」にインスパイアされたソロダンス作品。
