There is Room For Compromise.
そこは、高校の図書準備室。
ホコリをかぶった本がうず高く積まれたその部屋。
めったに人がやって来ないこの部屋は、大っぴらにはできない"生徒指導"を行うにはうってつけの場所。
発端は、ある生徒が書いてきた学級劇の台本。
そこに描かれているのは恋人たちの物語。
もしそれが異国の王子と姫の物語ならば問題はなかった。
問いかける教師。何も答えない生徒。
この一冊の台本から、
自分と他者の、
現実と理想の、
現在と未来の、
自分自身との、妥協点を探す旅がはじまる。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
劇団うりんこは創立47年の歴史を持つ児童演劇の専門劇団です。
100人の宝物「子どもの頃のすごく嬉しかった思い出、すごく悲しかった思い出」を集め、スウェーデンからやってきた演出家バーント フーグルンド氏と劇団うりんこがステキなお芝居をつくりました。「長い年月生きている人も、子どもたちも同じように人生の宝物を持っている。」というメッセージが届くでしょう!
一個の古い革のトランクがある。ヤーコブとラウラが大事にしてきたトランクだ。その鞄の中には、様々な記憶と懐かしい他人たちとそして会いたくなる風景がいっぱいつまっている。ヨーンじいちゃんの登場は、言ってみればシルマー家に投げ込まれたひとつの石のようなものだった。自由で率直で誇り高く生きているヨーン。がそれを人たちは風変りだと思うのだった。実際ヤーコブとラウラも初めのうちはヨーンじいちゃんがなにをしでか
とても年寄りのおばあさんがねこと暮らしておりました。おばあさんは「だって、だって」が口ぐせです。今日はおばあさんの99才のお誕生日。町へお使いにいったねこは、途中でろうそくを落としてしまいました。残ったろうそくは5本。ケーキに立ててお祝いしました。おばあさんは5才になってしまいました。5年前の雪の日。不思議な音とともにあらわれた、大きなぶたがねこを連れてきたのでした。そして、また雪の日、今度は何で
春うららかなある日、桜の花を探し求めてやってきた、お殿さんと家来のぬけさく。そこへやってきたのは、病気のかあさんにとりっぱな桜の枝とちまきを持った童。殿さんは桜の花に、ぬけ作はちまきに!目の行くところは違っても童の持ってるものが欲しいのは同じ思い。「あの花をとってまいれ!」「あのような子せがれを大の男が・・・」とためらいますが、しぶしぶ童のあとをおいかけて・・・。