世紀を超えて世界中で親しまれているモンゴメリの名作『赤毛のアン』。グリーンゲイブルズを舞台に、想像力豊かなアンが紡ぎ出す美しい言葉の数々や、マリラやマシュウの愛情と心の友ダイアナとの友情を通して成長していくアンの姿。恵まれない孤児だったアンが、周囲の人を巻き込みながら繰り広げていく心豊かな世界は、今もって多くの人々の共感を呼んでいる。10代の俳優の躍動感ある明るくナイーブな心と、熟年の俳優たちの深い葛藤と愛情でシンプルにつづっていくストレートプレイ。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1952年創立、TV・舞台・映画等の第一線で活躍する俳優を輩出。俳優の育成・演劇を通した児童・青少年の表現・情緒教育の研究・実践を行う。英国王立演劇学校・ラバンセンター他海外の養成機関とも提携。公演活動は全国的に展開、児童青少年演劇では代表作『童話の劇場』『民話の劇場』(ともに厚生省児童福祉文化賞受賞)等、文化庁主催巡回公演では15年連続採択など。プロデュース作品は『コルチャック先生』『スクルージ』等。海外交流も多く、アメリカ・カナダ縦断、イギリス、香港、オーストラリア、韓国、ポーランドで実施。
グラフィックデザイナー・舞台美術家・エッセイスト・小説家である、妹尾河童の少年期を描いた自伝的長編小説、1997年のベストセラー、『少年H』を舞台化。好奇心と正義感が人一倍旺盛な妹尾肇こと「少年H」と、ちょっと変わったその家族が巻き起こす愛と笑いと勇気の物語。太平洋戦争の開戦前夜から終戦後までの暗くなりがちな時代を、“H”を取り巻く個性あふれる人々が、ときには笑い、ときには涙しながら、明るく逞しく
あらゆる年齢層を対象に、新しい舞台芸術を創造すべく、「ウブ・ボミーいのちのひびきー」を創作。宮沢賢治の「ペンネンネンネン・ネネムの伝記」を原作にミュージカルとして製作。「宮沢賢治とアフリカ音楽の出会い」をモチーフに、グローバルな演劇の創出を目的とした。お化けの国アフジメリカのはずれの森深く。ベンネンネンネン・ネネムは、食べ物を探しに行ったきり帰らない父母と、誘拐された妹を探しに都会に出かけるが…
太宰久夫によるフィジカルシアター。前半に立原えりかの『木馬がのった白い船』、後半に武井博の『はらぺこプンタ』を配し、絵本の世界を
舞台劇
生きとし生けるもの全てと対話した宮沢賢治。彼の歴史は愛の軌跡である。最愛の妹、一番の理解者であったトシと、彼が自由に羽ばたいた創作の宇宙「イーハトーブ」。莫大なエネルギーを費やしながら生きた、37年という短い生涯の中で、彼が夢に描いた「イーハトーブ」から発信され続ける、自然や生物を尊び、争いごとのない平和な世界を願うメッセージ。