世紀を超えて世界中で親しまれているモンゴメリの名作『赤毛のアン』。グリーンゲイブルズを舞台に、想像力豊かなアンが紡ぎ出す美しい言葉の数々や、マリラやマシュウの愛情と心の友ダイアナとの友情を通して成長していくアンの姿。恵まれない孤児だったアンが、周囲の人を巻き込みながら繰り広げていく心豊かな世界は、今もって多くの人々の共感を呼んでいる。10代の俳優の躍動感ある明るくナイーブな心と、熟年の俳優たちの深い葛藤と愛情でシンプルにつづっていくストレートプレイ。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1952年創立、TV・舞台・映画等の第一線で活躍する俳優を輩出。俳優の育成・演劇を通した児童・青少年の表現・情緒教育の研究・実践を行う。英国王立演劇学校・ラバンセンター他海外の養成機関とも提携。公演活動は全国的に展開、児童青少年演劇では代表作『童話の劇場』『民話の劇場』(ともに厚生省児童福祉文化賞受賞)等、文化庁主催巡回公演では15年連続採択など。プロデュース作品は『コルチャック先生』『スクルージ』等。海外交流も多く、アメリカ・カナダ縦断、イギリス、香港、オーストラリア、韓国、ポーランドで実施。
第二次世界大戦下、ポーランドに実在した、ヤヌシュ・コルチャックは、1942年ユダヤ人迫害の嵐吹き荒れるポーランドで、孤児院の200人の子どもたちと自ら運命を共にし、絶滅収容所行きの貨車に乗り込みました。1989年国連で採択され、1994年に日本でも批准された「子どもの権利条約」の理念はコルチャックの著書「子どもの権利の尊重」に基づいています。戦後75年となる今日においても、地球上では戦争や紛争によ
ミュージカル
「家なき子」は、エクトール・マロの代表作。日本でも小説のみならず、アニメや漫画、絵本など多くの人々に浸透してきた。捨て子だったレミが親を探して旅をする貴種流離譚。栗田芳宏の力強い演出と宮川彬良の親しみやすい魅力的な曲、ただ単に子どもが大勢出ている「子どもミュージカル」ではなく、大人も楽しめる完成度の高いミュージカル、出演者60人余、セットも大変大掛かりでスペクタクルな作品として、りゅーとぴあ開館5
(フライヤーより)むかしむかしから語り継がれてきたお話、それが民話=メルヘンです。「とんとむかし」は越後の国に伝わるメルヘンを、十人の俳優たちが、鳥になり狐になり馬になって、変化自在に語り演じます。音楽も、太鼓や笛、三味線など和楽器を用いて日本情緒たっぷりに、こどもたちの叙情と想像力を揺さぶり起こします。’85年春、カナダ・アメリカで絶賛を博した劇団ひまわりからのお年玉プレゼントーとんとむかし♡
子どもが一番最初に出会う社会「家族」を通して、感覚的に、詩的に「相手を認める」ことを感じ取れる作品。一人っ子のヒロは「弟か妹が出来たら楽しく遊べるのに…」と思って眠りにつく。すると突然、妹のマユミが現れる。でも、マユミは泣くか、わめくか、寝ているだけ…。しかもヒロだけのものだったおもちゃも、大事なママも取られちゃう。「マユミなんかいなきゃいいのに…」でも、ヒロは次第にマユミが大好きになり、お兄ちゃ