「この世は舞台、人はみな役者」とシェイクスピアは書いたけど、この世界でどんな役を演じたらいいのか?
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」と宮沢賢治は書いたけど、どうしたら世界は幸福になるのか?
この答えを模索している俳優、山崎皓司。百の姓を持つ、百の屋号を持つ、百の仕事を持つという意味での「百姓」として暮らし始めた山崎皓司の生活を記録したドキュメンタリー。山崎の所属する劇団「FAIFAI」リーダー北川陽子と、アーティストコレクティブ「Chim↑Pom」林靖高がディレクターとして参加し、山崎と共にフィールドワークをしながら制作した。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
俳優。1982年静岡県掛川市出身。快快(FAIFAI)、SPAC所属。
所属団体以外では、多田淳之介、杉原邦夫、篠田千明、糸井幸之介、田村友一郎、悪魔のしるし、木ノ下歌舞伎、鳥公園、範宙遊泳、ヌトミック等の演劇作品に出演。現在は“百の姓を持つ、百の屋号を持つ、百の仕事を持つという意味での百姓”を志し、俳優、狩猟、農業、養蜂、人の仕事の手伝い等をしながら、世界平和への道を模索している。