劇団「双数姉妹」が青山円形劇場にて三度公演した、円形でしか為し得ない、円形のための芝居。1994年の初演。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
1990年、早稲田大学演劇研究会のアンサンブルとして結成。円形劇場を壁で客席ごと二分して二作品を同時上演したり、ひとつの作品のなかで戯曲パートと即興パートを織り交ぜるなど、独特の劇空間を作り上げる。
美しいサナギになるためにあとどれだけ遊べばいいのだろう厚く カサブタに包まれる前に、あと…<成体サイド (imago side)> 円形舞台を南北に分断する壁によって隔てられた、同時進行する2つの作品の一方を中心にご覧いただきます。2つの世界は文字通り表裏をなし、地と図のごとく一つの世界はもう一つの世界に支えられて、やがてひとつに溶け合います。こちら成体サイドは、主人公ヨシノが東京のとある男のアパ
こうして彼女は送り込まれた。罪ぶかき者たちに エンゲキという罰を与えるために・・・再犯を繰り返す受刑者たち、更生教育の名のもと行われる演劇レッスン。指導を勤めるのは、崖っぷち劇団の女性演出家。受刑者と管理者 双方の思惑と、立ち上がる舞台作品そのものを同時に描く2003年初演作品の改訂再演。