中間アヤカ&コレオグラフィ
中間アヤカ&コレオグラフィ
振付をダンスとしてその場に立ち上げること、振り付けられた身体をダンスさせることがダンサーの仕事だと信じて、これまで数え切れないほどの振付とともに舞台に立ってきました。私の身体は振付がなければ踊ることができなくて、その上そいつはたくさん踊りたい性質(たち)なのでつまりそれだけたくさんの振付(エサ)が必要なのです。振付はいつどんな場所にも、様々に形を変えて存在する。この世に存在するすべての振付をダンスにしてみたいと、いつしか願うようになりました。
「中間アヤカ&コレオグラフィ」と名付けた今回のプロジェクトでは、ダンスの振付・演出の専門家ではない人たちに「初めて踊った(身体がダンスした)ときの記憶」を頂戴することにしました。ダンサーである私は、それらの記憶を振付として扱います。複数の振付を入れ替えしないままに積み重ねてゆく。エサを蓄えに蓄えた太ましい贅沢な身体で立ってみます。
ー中間アヤカ「フリーウェイ・ダンス」に向けてのコメントより(一部抜粋)。
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
NPO法人DANCE BOXは、神戸市・新長田の小劇場〈ArtTheater dB KOBE〉を拠点に、コンテンポラリーダンスを中心としたアートプログラムを展開する団体です。ダンスや文化芸術の持つ力を通して、多様な人が共生する社会に向けて、新たなビジョンを切り開きます。
ダンス公演やワークショップの開催、若手の振付家やダンサーの育成、子どもの豊かな感性を育むプログラム、海外のアーティスト等との交流に重きをおいた国際プログラム、地域の様々なコミュニティと協働したプログラムなど、独自の視点をもった事業を行っています。
うわすべりを紡いでいたら、いつのまにか愛だった。時間をかけて裏返したら、魂だった。近づきすぎたか、遠く離れすぎたか、見えなくなった。足音がしたので、応えたらやっぱり雨が降ってきた。たまたまそこにおっさんと一緒に雨宿りをした。しずかに。ほんとしずかに。ほんとグルービィに。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「ダンスボックス・ソロダンス・シリーズ」では、100席の小劇場空間ならではの緊密さを
新長田アートマフィア2022 実録
神戸市長田区の新長田地域を中心に独自の拠点を運営しながら、表現活動を支援する人々の集合体[新長田アートマフィア]。各々の拠点は、病院、クライミング・ジム、古民家、コミュニティ・スペース、多世代シェアハウス、アトリエ、事務所、劇場、自宅のように用途も属性も多岐にわたります。2017年、新長田アートマフィアからダンス部が生まれました。まちに関わる仕事も表現活動のようである、彼らの普段の活動と新作上演と
「国内ダンス留学@神戸」の参加者の卒業後の活動を考える場として始動します。企画の構造としては、国内外にて第一線で活躍している振付家を招聘し、卒業生はダンサーとして作品制作に取り組むことをベースにして、年毎によってアプローチを変えながら、強度のあるダンス作品の制作を目指します。そして、少しでも多くの魅力的なダンサーを輩出することも狙いの一つです。第1回目の今回は、イデビアン・クルーの振付家・井手茂太
MiMiBiドキュメンタリー
一言に「障がい者」と言っても、障がいの数、人の数だけ異なる身体性や感覚がある。障がいのある人と無い人とで単純に分けられるようなものではない。初めて Mi-Mi-Bi の練習を見た時に、世間一般で伝えられるような「障がい者」のイメージはなく、内側から見たら単純明快に「私とあなたは違うよね」という至極当たり前なことの中に自分自身も放り込まれていた気がした。「あなたと私は違う」の中では、障がい者も健常者