(フライヤーより抜粋)このたびは、昨年11月1日こどもの城のオープニングに、たった1回やった、”かがやくこどもたち”350人のこどもたちのステージがあまりに素晴らしかったので、もっと多くの方にみていただいた方がいいわと、何人ものお客様にいわれ、アンコール公演をすることになりました。
ステージの上を、こどもでいっぱいにうずめる——それは、いつも私が思っていた美しい絵でした。この青山劇場の舞台機構は、それを可能にしてくれたのです。不自由なため、なにかをつかもうとするその手、そのハンディキャップをさかさにつかった、のびきった手の美しさ。それは、不自由なからだを持たないお友達にまじって、なお輝いてみえました。そしてお友達も、健康な手はのびきって、若さは美しく輝くのです。この世に何かを信じて行動する姿がいちばんきれい。発声をはじめて7年、ダンスをはじめて3年、ピアノをならいはじめて1年、でも絵をかきはじめて8年のねむの木学園のこどもたち、こんなに大きくなったし、又、チビちゃんもふえました。——宮城 まり子
演劇博物館別館6号館3階「AVブース」にて視聴可能です。
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