「きりしとほろ上人伝」は芥川龍之介の童話を武智鉄二の演出により浪曲人形劇にしたもので、狂言の茂山七五三が演じた「レプロボス」という身丈三丈もある無心の大男が世の中で一番偉い人に仕えようとしてたどる人生修行のお話。芥川の文学作品に浪花節の節付けをし、糸あやつり人形に人間をからませた浪曲劇は当時まったく新しいものであり、「新しい叙事詩劇の発生に道をひらいた」と評された。
(フライヤーより抜粋)このたびは、昨年11月1日こどもの城のオープニングに、たった1回やった、”かがやくこどもたち”350人のこどもたちのステージがあまりに素晴らしかったので、もっと多くの方にみていただいた方がいいわと、何人ものお客様にいわれ、アンコール公演をすることになりました。ステージの上を、こどもでいっぱいにうずめる——それは、いつも私が思っていた美しい絵でした。この青山劇場の舞台機構は、そ