櫻井郁也ダンス
櫻井郁也ダンス
レンジェル・メニヘールトの戯曲「中国の不思議な役人」から得た刺激により生み出された、性・生死・虚実・聖俗など様々な境界をめぐるソロダンス作品。舞台上では、ダンスの展開と同時に電子信号による通信が交わされ続ける。2000年に開催された第4回シアターXインターナショナルダンスフェスティバルにて上演。
ダンサー・振付家。笠井叡に師事。1994年に最初の単独公演を行ない、1997年に美術の櫻井恵美子と共にダンスアートユニット《十字舎房(cross-section)》を設立。以後、共同で創作活動を行う。2006年、ポルトガル招聘公演。2012年、ルクセンブルグ招聘公演。また、ダンス白州フェスティバルへの連続参加、越後妻有アートトリエンナーレなど大型芸術祭への参加、NHK番組振付、長崎大村での原爆70年忌セレモニー公演開催など、作品多数。2001年より、定期的長期的なシリーズ公演として「櫻井郁也ダンスソロ」を20年以上にわたり継続開催、現在にいたる。