舞踏の現場’98 in KYUSHU
土方を通して土方の彼方へ。私を通して私の彼方へ。舞踏の現場、舞踏の現在はこの私の肉体の裡にある。ー原田伸雄 (公演フライヤーより)
舞踏家・原田伸雄主宰の舞踏結社。1980年、東京にて結成され、1985年に原田が福岡に帰郷して後は活動を休止していたが、1994年福岡にて再結成された。2013年より、国内外のパフォーマーが福岡に集うアトリエ定期公演「肉体の四季・舞踏曼荼羅」を継続している。原田伸雄は早大劇団「自由舞台」を経て、1972~79年、笠井叡主宰の「天使館」に参加。現在では福岡を拠点に女装せる益荒男舞踏家として、即興舞踏を追求。2017年度福岡市文化賞受賞。
肉体の劇場
2008年の6月より“肉(肉体)”にちなんで、毎月29日に開催された連続舞踏公演シリーズ「肉体の劇場」の第1弾。第1部を「舞踏というジャンルの間口を拡げるような」自由で実験的な舞台、第2部を原田伸雄のソロ中心の舞踏という2部構成を基本とした。2011年5月29日をもって3年間の連続公演シリーズは幕を下ろした。「身体論がはやり、いつしか『肉体』という言葉が使われなくなったが、『身体』ではきれいすぎる