オーストラリアを代表する日本人アーティスト・舞踏家ゆみ・うみうまれによる新作「埋もれた茶碗ーOKUNI」BLACKCAT GALLERYで2022年に発表さました。コロナ禍ロックダウン中に撮影された見事な映像(製作:近藤武)に、ダンス、舞踏、演劇や歌に茶道を組み合わせた作品で、親密かつ壮大なソロ・パフォーマンス・インスタレーションです。1600年代初頭の日本の歴史的踊り手、巫女、歌舞伎の創始者でありながら、謎に包まれている「出雲の阿国」。うみうまれ演じる現代のOKUNIはさまざまな姿で現れ、現実とシュールな世界を行き交い、夢と幻想の世界に観客を誘います。
過去の歴史に埋もれてきた神聖な貴重な女性たちの「神話」とパワーを呼び起こしながら、うみうまれ独特の物語性とユーモアで「埋もれた茶碗ーOKUNI」は、今現代に必要な女性性とパンクではっちゃけたOKUNIを呼び起こしてゆきます。
クラシックバレエやモダンダンスを学び、1989年大駱駝艦に参加。大駱駝艦の91年豪州ツアーに参加したことをきっかけに、93年メルボルンに移住。舞踏キャバレエ「DasSHOKU」プロジェクト、ButohOUT!を主宰。近年は「踊り」「お茶」「スピリット」の三本柱で活動を深める。
ゆみうみうまれのDasSHOKU舞踏キャバレエ・シリーズ最初の作品。シリーズのスローガンは「ショックと癒しがクロスする、クロスカルチャーキャバレエ」。日本文化のサブカルチャーや、一般に馴染みのない暗い世界に踏み込み、日本女性へのステレオタイプも含む、文化に対する固定観念や表面的なイメージを取り払い、脱色する。アナーキーで美しい舞踏に風刺的なキャバレエを組み合わせた新しいスタイル、舞踏キャバレエを確
ダッショク舞踏キャバレエシリーズ
メルボルン在住パフォーマンス・アーティストとして活躍するゆみうみうまれと、 大阪発 世界を駆けめぐる劇団 GUMBO による舞踏キャバレエ狂想劇! 揺れる感覚、ぶれる思考、はぐれるアイデンティティー、ずれるコミュニケーション・・・舞踏にキャバレエをミック スさせた ゆみうみうまれの踊りと、劇団 GUMBO の色鮮やかなコメディに、オーストラリア、シンガポール、そし て日本人ゲストアーティストの多彩