Baobab Re:born project
Baobab Re:born project
国内外のさまざまなフェスティバルに参加し、数多くの単独公演を開催するなど、注目を集めてきたダンスカンパニーBaobabの真骨頂的レパートリー作品を映像化。映像のはじめから中盤にかけてはドキュメンタリーテイストの内容で、団体を主宰する北尾亘と演者のダンスにかける想いを紐解いていく。
後半パートでは閑散とした羽田空港のロビーを舞台に、既存のジャンルに捉われない、リズミカルで独特な躍動感のある群舞が繰り広げられる。ダンスを絵画に置き換え、「額縁」という枠組みからの跳躍を目指すダンサーたちの姿を、虚構と現実を行き来しながら描いた、メタフィクション・ドキュメンタリー。「ダンスの枠組み」に対して、時にアンチテーゼをはらみながら奔走するキッチュな側面を見せる。
主宰北尾亘が全作品の振付・構成・演出を行う。 "土着的でリズミカルに躍動する振付”と“演劇的視点で描く世界観”を特徴に、群舞を踊り抜く。 過去15回の単独公演のほか、国内外様々なフェスティバルに参加。 2016年より、ダンスフェスティバル「DANCEx Scrum!!!」を隔年開催するなど、 ダンス界の活性化を目指す企画運営も行っている。