「FLAMENCO GALA TOKYO 2022」は、1927年竣工の歴史的建造物であるスパニッシュ様式の洋館・小笠原伯爵邸を舞台に開催されたフラメンコ公演イベント。日本フラメンコ協会が、コロナ禍の文化支援事業「AFF2!(Arts for the Future 2)」を活用して主催した。来場者は邸宅内を巡りながら、パティオでの群舞やラウンジでの演奏、ダイニングをタブラオに見立てたステージを体験。歴史的建築とスペイン文化、完成度の高いフラメンコが融合した、五感で味わう没入型イベントの記録である。
日本フラメンコ協会(Asociación Nipona de Flamenco)は、1990年設立、2013年に一般社団法人化した日本のフラメンコ芸術の統括団体。バイレ、ギター、カンテ等のアーティストや舞台技術者、愛好家で構成され、公演創造や人材育成、機関誌発行や普及活動を行う。1991年開始の「新人公演」や「アニフェリア」を主催し、世代や立場を超えた交流の場を創出。近年は文化庁助成事業にも積極的に取り組んでいる。
フラメンコ・ルネサンス21「新人公演」は、日本フラメンコ協会が1991年より継続してきた、新人フラメンコ・アーティスト育成事業としての公演である。カンテ(歌唱)、ギター、バイレ(舞踊)群舞、バイレ・ソロの各部門で構成される。コロナ禍により前年度が史上初めて中止となる中、2021年第30回公演は無観客開催とし、初の映像配信を実施。以後の配信形式定着の契機となった。優劣を競うのではなく、すべての出演者
2023年、日本フラメンコ協会主催・第11回アニフェリアにて初演された、協会初の舞踊作品『フラメンコのちから』。振付・演出・構成は、自身の舞踊団による『フラメンコ曽根崎心中』や、歌舞伎・宝塚作品でのフラメンコ演目の振付などで知られる、日本を代表する振付演出家・佐藤浩希。日本フラメンコ界のレジェンドから若手まで三世代のプロが集い、先人への敬意、歴史の継承、未来へと生きるちからを、鮮やかかつ華やかに描
